花の色が白から次第に鹿の毛色に変化することから「大鹿桜」と名づけられたという名木。
標高580ｍの高地に生息している桜で、別名「翁桜」

社伝によると今より約一千年前、村上天皇の勅使が参拝のとき京都から持ってき て植えたとなっている。現在はその子孫です。
花の中心からおしべが緑化したものがでているので、ちょうど花の中から葉が出ているように見える珍しい桜だそうです。

この辺は春の訪れが遅く、5月5日に訪れたのですが、まだ雪が残っている所もありました。
磐椅神社に行く前に近くの土津神社によって、神社の方に桜の話を聞いたら、 「まだ咲いてないなぁ。そこの桜が咲くと大鹿桜も咲くんだよ」 と目の前にある小さな桜を指差して教えてくれました。

大鹿桜までは車がやっと通れるくらいの細い小道を10分程歩いてやっと到着。
まだ莟でしたが、見物客もちらほら。

満開の姿を見てみたいです。