
長野県の北東部に位置する山ノ内町は面積の90%以上が山林原野で、周りを山々に囲まれた自然豊かな盆地の中にあります。
山を背景とした斜面にはリンゴ・ブドウなどの果物畑が広大な土地に広がり、町内にある志賀高原や北志賀高原、温泉地として知られる湯田中渋温泉郷などは観光地として有名です。
山ノ内町の宇木地区には樹齢役850年で県指定天然記念物である千歳桜を筆頭とした5本の古木があり、これらは「宇木の古代桜」と呼ばれています。
この地域の宝である5本の名桜を地域づくりに活かす為に、各所を巡る「宇木古代桜まつり」(2011年は4月29日、30日)が行われており、桜めぐりウォーキングや桜まつり、味覚まつりなどが開催されています。
特に宇木区民会館ではきのこ汁や林檎ジュース、ちまきが振る舞われるサービスの他、地元の農産物、加工品の直売も行われており、多くの人で賑わっていました。
5本の古代桜は県道434号沿いに点在しているので車があればアクセスも楽ですが、歩いて回ってもだいたい2〜3時間くらいで回れるのでのどかな風景を楽しみながら桜巡りをするのも良いと思います。
アクセスは上信越自動車道信州中野ICより20分程度。
雄大な自然に古代桜が映える、北信州の穏やかな風景が望める自然豊かな町です。
山ノ内町 桜マップ