
会津美里町から国道401号を南下、宮川集落を過ぎた先にある松倉林道入り口の観音堂裏側にある江戸彼岸の巨木。
古びた小さな観音堂は草に覆われうっそうとした雰囲気。
その先にある桜も蔦が上の方まで伸びています。
草をかき分け桜の近くまで行ってみると、根がむき出しになった特徴のある株元に驚きます。幹周り5mはありそうです。
まったくノーマークの桜でしたが見事な幹や天を目指すように伸びる枝、周囲の雰囲気との調和など、林に囲われながらも際立つ存在感の巨木で嬉しい出会いとなりました。
観音堂の前には熊出没の注意書きがありますが、美里町では近年、熊による被害が多発してるので注意しましょう。
ここから先にある林道は総延長11km。林道に沿って流れる松倉川はイワナなど川魚を求める釣り人が多い場所です。
集落から国道401号へ戻りさらに南下すれば昭和村へ、奥会津の名桜を巡る事ができます。
撮影日:2015.9.21
山ノ神の種蒔桜 - DATA |
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【種 類】 | エドヒガン - 樹齢不明 | |
【住 所】 | 福島県大沼郡会津美里町宮川字観音 | |
【交 通】 | 車 | 磐越自動車道会津若松ICから約22.9km - 39分 |
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