西山辰街道沿いにある樹高19m、幹周5.5mの県内最大級の山桜です。
平安の頃、八幡太郎義家が奥州征伐のためこの道を通り、人馬を休めた際に桜の鞭を挿したものが根付いて成長したと言う言い伝えがあり、地元では「義家桜」として親しまれています。
大きく枝を広げた雄々しい姿をしています。
素晴らしい枝張りと筋骨隆々のねじれた枝を持つ迫力のある桜です。
桜の根元には馬頭観音が安置されていて「桜観音」とも呼ばれています。
迫力のある根元。幹が崩れ落ちている箇所も。
桜の目の前が辰街道です。道幅は広くないので枝張りの大きいこの桜を撮るのは中々骨が折れます。
かつて道路方向に伸びていた大きな枝も切り落とされてしまいました。
西山辰街道の大桜へのアクセス
県道176号から北側に入ると道路脇に見えます。近くに駐車スペースもありました。