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素桜神社 神代桜

素桜神社 神代桜

樹齢1200年以上。国指定天然記念物

素桜神社の境内にある樹齢1200年のエドヒガンザクラの大樹。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)がこの地で休んだときに、持っていた桜の杖を池の畔に挿したものが根付き、大きくなったと伝えられています。

1935年(昭和10年)12月14日に国の天然記念物に指定されました。

素桜神社 神代桜

根回り9m・目通り幹囲11.3mと記されていますが、現在はそこまでの大きさは無い様です。
幹は岩の塊のような複雑な形状を成し、そこから伸びた枝は放射状に大きく広がり、たくさんの花を咲かせて樹勢も旺盛です。
1992年(平成4年)に樹勢回復治療が行われ、それから年を重ねる毎に花をつけるようになりました。

名前の指す通り、神話の時代から生き続けているような立派な姿をしています。

素桜神社 神代桜

昭和初期の「日本巨樹名木圖説」(三好學著)によると、桜のある場所は斜めになっていたようで、下記の様に記載されています。
表面の土際は裏側よりも70cm程低く、高地面の土際の周囲は約8.8m。
そこから77cm上で3つの幹に分かれており、その部分の幹周りは約9.8m。
3つの幹のうち真ん中の物が最も太く、周囲は5.9m。

現在は太い幹から細枝が伸びる姿になっていますが、昭和初期の写真では太い幹が何本か見受けられ、今よりも立派な姿をしています。

素桜神社 神代桜

枝が地面の近くまで伸びているので、すぐ目の前で奇麗な桜の花を見る事ができます。
1本の枝に咲く花のボリュームは多く、樹齢1000年を超えてこの樹勢は見事。

花びらは全体的に薄く白に近く、上の方は花数が少なく感じます。

素桜神社 神代桜

桜の横を通って奥に行くと小さな拝殿があり、後ろからも桜を観賞できます。
拝殿付近から観ると根元の瘤やねじれるような樹形がよく分かり、この桜の歴史を改めて感じさせられるでしょう。

素桜神社 神代桜

桜の周囲は保護のため立ち入ることはできませんが、少し離れた位置から桜を見ると、大きくて立派の神代桜と、その背景に広がる大空、自然の雄大な風景を観ることができます。

素桜神社 神代桜

素桜神社は細く狭い山道を車で上った先にある集落の高台にあります。道は基本的に1本道ですが狭く曲がりくねっているので運転には注意したいです。

途中、車を止めて、山の上から見えるきれいな景色を写真に収めたりしてのどかな空気を堪能することができます。

素桜神社 神代桜

最後にこの神代桜にまつわるお話を2つ。

その1
昔、日本が60の国に分かれていた頃、神様が各国に1本ずつ桜の苗を与え、これを育てるように命令されました。
全国各地の桜が次々に枯れていく中、ただ1本芋井の桜だけはかろうじて農民の力によって生きつづけていました。
天照大神の命令で桜の様子を見に全国を旅していたスサノオノミコトが、この芋井にたちよった際、桜を大切に育て一生懸命に働く人々の姿に大変感心され、諏訪湖よりここに泉を移されて最後までがんばった芋井の人たちの手助けをしようとなさいました。
桜の根元に泉がふき出し、諏訪の湖の水が泉となってこんこんとわき出し大地をうるおしました。
桜を育てたこの地の人々は神様のおぼしめしにかない、飯綱の神に仕えることをゆるされ、その後も幸福に暮らしました。
いもいとは、神に仕える人という意味があります。芋井の地名もこのことからつけられたといいます。
それから、神様からいただいた一番はじめの桜ということから、この桜を素桜(もとはな)の神代桜といって大切にしています。

その2
スサノオノミコトが信濃を旅していた時、長旅ので疲れ果て、やっとのことで山あいの村にたどりつきました。
のどの渇きを癒そうと仕事に精出す村人に、「水が飲みたいのだが、もらえないだろうか。」とたずねました。
すると村人は、「つた」に囲まれた小さな泉にミコトを案内してくれました。泉の水はとても美味しくて、旅の疲れも一度に取れてしまいました。
お礼に太陽が照りつけるこの場所に日陰を作ろうと、手にしていた桜の若木の杖を泉のそばに突き刺し、丈夫に育つようにと泉の周りのつたをからみつかせました。つたから水をえた桜は、ぐんぐん大きくなり、素桜(もとはな)神社の庭いっぱいに広がり、花のころには、人々を楽しませ、暑い夏には大きな日陰をつくり、人々の農作業の疲れをいやしました。まきつけられたつたも桜とともに泉を守っていました。
ところが、桜にからみついたつたを見た泉平の老人が、つたを切れば桜がもっときれいに咲くだろうと、つたのつるをことごとく切ってしまったところ、桜の木が枯れはじめました。つたを切った老人は目が見えなくなり、そのつたを売りに行った人は、急にあばれだした馬にけられて死んでしまいました。こわくなった村人は、枯れはじめた桜の枝を切り、「おはらい」をして神の怒りをしずめました。
その後、桜はまた勢いをとりもどし、美しい花を咲かせるようになりました。

撮影日:2007.4.29 - 2013.4.22

 素桜神社 神代桜 - DATA

【種 類】

エドヒガンザクラ - 樹齢推定1200年 - 国指定天然記念物

【住 所】

長野県長野市泉平

【交 通】

電車

JR長野駅から七曲経由戸隠中社行きバスで約30分新安下車 徒歩約20分


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