清雲寺創建の際、楳峯香禅師(ばいほうこうぜんじ)が植えられたと伝えられる樹齢600年のしだれ桜で、清雲寺にあるしだれ桜の中で最も長寿。
県指定天然記念物であり清雲寺を代表する桜です。
満開時には上と下の二段に分かれるように花を咲かせ、優雅な姿。
清雲寺にはしだれ桜が多いですが、その中でもひときわ目を引く立派な桜です。
樹齢相応に枝の欠損も多く若い桜に比べて花数も少ないですが、根周り4.25mの風格漂う主幹は見応えがあります。
近年は痛みが目立ち花数が減ってきているようですが、苔むした大木に懸命に花を咲かす姿は観る人を引きつけます。
2010年と2019年に訪問しました。上の写真は2019年のもの。
こちらは2010年の写真で上部にも枝が残り花がついていますね。