室町時代に植えられたと伝わる樹齢約550年のしだれ桜です。
個人宅の庭に咲き、黒塀にピンクの花が映えてとても美しく、桜の情報誌などでもよく取り上げられています。
「西方のしだれざくら」とも呼ばれ、その見事な佇まいから栃木県の名木百選の一つに選ばれています。
広い敷地を黒塀が囲み庭園内には他の桜も見受けられます。
桜の前には菜の花や水仙など色とりどりの花々が植えられています。
塀を乗り越えて枝を垂らし、樹勢も良く見事な桜ですね。
西方町には鎌倉時代に築城されたとされる西方城がありましたが、現在は廃城となり土塁や堀などの遺構が残っています。
中新井家はそのお城の家老に就いていたということです。
中新井家のしだれ桜へのアクセス
近くにある実相寺にもたくさんの桜が咲いていますので、そこを目標にするとわかりやすいかと思います。
個人宅の桜ですので鑑賞の際には気をつけましょう。