高尾駅から歩いて15分ほどの所にある興福寺にあるしだれ桜。
興福寺は天正8年(1580年)に雨宮秀徳が創建したと伝えられています。
住宅地を歩いて探していたら突然現れました。
道路すぐ脇の石垣の上に植えられており、電線も多く若干窮屈そうに見えます。
近くから見上げると、たくさんの花が滝のように流れているようで美しい桜です。
この桜の横を通って参道を登って行くと「横木の門」と言われる山門があります。
この山門は、関東十八番代官の一人、設楽家の門であり、江戸に移る際に移築した貴重なものです。
楠木の大木を横に切り、それを柱として加工したところからこの名がついたとの事。
関東では唯一のものとされているそうです。