樹齢推定600年の老樹で県指定天然記念物です。
桶がたくさん置いてある場所に枝がかかっていますが、木の枠で枝を支えて通路を塞がないようにしてありました。
塀に覆いかぶさるように花を垂らしています。
案内板には根元から三幹に分岐と記載されていますが、主幹は空洞になっており根元付近は皮のみで立っているような状態です。
見た目とは裏腹に樹勢は良いようで花咲く様子は「花笠をかざしたよう」と称されるほど。
駐車場付近には若いエドヒガンもありました。
花色が濃く樹形も良い将来が楽しみな1本です。
裏手の方にも背の高いエドヒガンが数本植えられています。
金仙寺について
臨済宗建長寺派に属し、開創は延文三年(1358年)、開山は宋僧・大覚禅師と伝えられます。
秩父七福神の布袋尊が祀られています。
布袋様は中国に実在した契此(かいし)という名の人物ですが、出身地など不明な部分も多く、弥勒菩薩の仮りのお姿とも言われています。
金仙寺のしだれ桜へのアクセス
秩父鉄道 御花畑駅から徒歩で3分ほどの所にあります。
大きな駐車場があります。