金王桜

金王桜

金王桜は、長州緋桜という種類で、一枝に一重と八重が混ざって咲く珍しい桜です。

桜の歴史について、金王八幡宮の「社傳記」によると、源頼朝が父義朝に仕えた渋谷金王丸の忠節を偲び、その名を後世に伝える事を厳命、鎌倉亀ヶ谷の館にあった憂忘桜をこの地に移植させ、金王桜と名付けたとされています。


金王桜
江戸時代には江戸三名桜の一つに数えられ、現在に至るまで代々実生より育て植え継がれ、守り伝えられています。 現在、渋谷区指定天然記念物となっております。

ちなみに江戸三名桜とは、
・金王八幡宮の金王桜
・円照寺の右衛門桜
・白山神社の旗桜
と言われております。

金王桜
花びらをよく眺めてみると、なるほど八重っぽいものもちらほら見受けられました。
長州緋桜と言う割には花びらも白く感じます。

金王桜の下には松尾芭蕉の句碑が建立されています。
「しばらくは 花のうえなる 月夜かな」

金王桜
金王桜
金王桜
金王桜

撮影日:2012.4.5

金王桜

【種 類】長州緋桜
【詳 細】樹齢不明 - 渋谷区指定天然記念物
【住 所】東京都品川区上大崎1-5-15
【交 通】電車:JR渋谷駅 - 徒歩5分

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