以前は町指定天然記念物で樹齢300年のしだれ桜がありましたが平成14年に枯死してしまい、現在はその親桜から実生で受け継がれた子桜・孫桜が3本植えられています。
案内板によると東と西の桜が親で中央が子となり、親子しだれ桜と言われているそうです。
上の写真は本堂前の子しだれ桜になります。
これが境内東側の親のしだれ桜かと思われますが、ちょっと小さいですね。
境内西側の鐘楼脇にあるもう1本の親桜は枝垂れずに伸びているので「上昇しだれ桜」と呼ばれています。
写真を撮り忘れてしまいました。
桜の他にも境内には樹齢80年の赤ボケを含め様々な花を見ることができます。
成就院について
文安二年(1445年)開山でご本尊は不動明王。北関東で最初のぼけ封じ観音霊場で、現在では『ぼけ封じ観音さま』として慕われています。
旧岩舟町内の寺社を巡る小野寺七福神の「大黒天」があります。
三祖像
真言宗を開宗した弘法大師(こうぼうだいし)、根来寺を創建した興教大師(こうぎょうだいし)、長谷寺・豊山派を興した専誉僧正(せんよそうじょう)の三祖像。
境内にはたくさんのお地蔵様。
成就院のしだれ桜へのアクセス
東北道佐野藤岡ICから10分ほど。周辺の道路は狭いのでご注意ください。
山門側と境内裏側に駐車場があり、裏側の方が広くしだれ桜が植えられています。