
気候温暖な熱海では、早春に咲くこの桜に「熱海桜」と名付け、市内に多く植えています。
2月から見頃となる熱海桜は花弁が濃いピンク色で花が大きいのが特長で、 カンヒザクラとヤマザクラとの雑種と推定されています。
熱海桜はもともとは日本の桜ではなくてインド原産の寒桜の一種。
明治4年頃イタリア人によって熱海にもたらされ、 その後増殖が行われました。
熱海の中心に位置する、糸川が桜の名所で川沿いにはたくさんの桜が咲いています。
糸川遊歩道の熱海桜。
熱海桜の基準木もここにあります。
糸川遊歩道のライトアップ
釜鳴屋平七像脇には2本の熱海桜が植えられています。
海岸から近く絶好のビューポイント。
サンレモ公園。
樹齢140年の「坂町の寺桜」。
大寒桜で熱海桜が散った後、2月中旬より咲きはじめます。
渚小公園の大島桜。
まだ若木ですが形も良く将来が楽しみな桜です。
来宮神社の大楠。
国指定天然記念物で、平成4年度の環境省調査で全国2位の巨樹に認定されています。
樹齢は2000年以上、片方の幹は1974年の台風で地上5mほどの所から上が失われてしまったそうです。
この木の幹を1周するごとに1年寿命が延びるといわれています。
熱海に来たら是非訪れたい巨木です。
撮影日:2006.3.5・2013.2.24
熱海桜 - DATA |
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【種 類】 | カンザクラ | |
【住 所】 | 静岡県熱海市銀座町 糸川沿い | |
【交 通】 | 電車 | JR東海道新幹線熱海駅 徒歩15分 |
車 | 東名高速厚木IC→小田原・厚木道路→国道135号厚木ICより1時間弱 |
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