
本尊「十一面千手観音菩薩」は、大同三年(808年)に弘法大師(空海)が観音菩薩の夢のお告げを受け、立ち木で根が付いた状態で巨木の枝を切り、彫刻されたことから「立木観音」と伝えられています。
本尊の身丈は8m50cmあり、一木彫で根の付いている仏像としては日本最大級の大きさ。
幼いときに1度だけ観ることができました。
神社の中や周辺にある桜は春になると一斉に咲いて、お参りに来る人を出迎えてくれます。神社に入って右手奥にある桜が大きくて、散り際には地面が桜の花びらで一杯になり、まるでピンク色の絨毯の上を歩いているようです。
風が吹くと桜吹雪が舞って、ひらひらと散る花びらの美しい光景を観ることができました。
境内には三重塔が建っていて、桜と一緒に写真に収めるとなかなか良い感じです。
神社の入り口付近にあるお店では郷土のお土産を売っていて、お店のおばあちゃんが「こっちおいで〜」って言って、お茶やお菓子を食べさせてくれます。
のんびり話しながら一休みできますよ。
近くには閉鎖された幼稚園もあって、ここには1本だけ奇麗なしだれ桜が咲いています。
ここから車で5分程の所に、会津五桜の1つ「杉の糸桜」があります。
ちょっと遠いですが(車で20分くらい)柳津方面に向かえば「あわまんじゅう」も売ってます。 美味しいですよ。
撮影日:2006.5.1
恵隆寺(立木観音堂) - DATA |
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【種 類】 | ソメイヨシノ | |
【住 所】 | 福島県河沼郡会津坂下町塔寺字松原2944 | |
【交 通】 | 電車 | JR東北新幹線郡山駅下車 - 乗り換え - JR磐越西線会津若松駅下車 - 乗り換え - JR只見線坂下駅 - 車10分 |
車 | 磐越自動車道会津坂下I.C |
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