荏原神社の寒緋桜

荏原神社の寒緋桜

荏原神社は、京急新馬場駅から歩いて5分程の目黒川沿いにある神社です。
ここには御神木として寒緋桜が2本植えられています。「恵比寿様」の後ろで柵に囲まれている方が御神木でしょうか。


荏原神社の寒緋桜
目黒川の対岸からの風景。
残念ながらこの日は曇り空でしたが、まだまだ寒い2月に桜を見れるのは嬉しいですね。

荏原神社の寒緋桜
びっしりと濃紅色の花が咲いています。歩道の方まで枝を伸ばしているので近くで花を観賞する事ができます。

荏原神社の寒緋桜
寒緋桜にしては花弁が開いているようですね。
一般的な寒緋桜は萼筒に花びらがついたまま落下しますが、荏原神社の寒緋桜は花びらのみ落下するようです。
熱海桜や河津桜のように寒緋桜との交配によって生まれた桜なのかもしれません。

下の写真は新宿御苑の寒緋桜の写真です。

寒緋桜
下の写真は荏原神社の寒緋桜。花弁が開いています。

荏原神社の寒緋桜
根元付近から3つに分岐しています。樹齢は60年程度。

荏原神社の寒緋桜
荏原神社の寒緋桜
七福神の恵比須の背後に植えられています。

荏原神社の寒緋桜

荏原神社の由来

和銅2年(709年)9月9日、大和国(奈良県)丹生川上神社より高龗神(水神)の勧請を受けて南品川に創建されました。
長元2年(1029年)に伊勢神宮より豊受大神・天照大神を勧請、宝治元年(1274年)に京都祇園社(八坂神社)より牛頭天王を勧請し、古より品川の龍神さまとして、源氏、上杉氏、徳川氏、など多くの武家の信仰を受け現在に至ります。
明治元年には、准勅祭社として定められ、神祗院からは府社の由来ありとされました。現在の社殿は弘化元年(1844年)のものです。
古くから貴船社・天王社・貴布禰大明神・品川大明神と称されていましたが、明治8年、旧荏原郡(品川、大田、目黒、世田谷)の中で最も由緒のある神社であったことから「荏原神社」に改称となりました。

荏原神社の寒緋桜
稼穡稲荷のイチョウ
荏原神社の近くにある稼穡稲荷には樹齢600年の御神木のイチョウがあります。

荏原神社の寒緋桜へのアクセス

荏原神社までは京急の新馬場駅から歩いて5分程。
新馬場駅の北口を出たら山手通りを目指して歩きます。
信号を渡って左に進むと品川図書館が見えてくるので、その先にある信号の曲がり角を右折。
ちょっと戻るような感じになってしまいますが、歩くと目黒川沿いに出るので左に曲がり進んで行くと荏原神社に辿り着けます。

撮影日:2019.2.5

荏原神社の寒緋桜

【種 類】カンヒザクラ
【詳 細】樹齢推定60年
【住 所】東京都品川区北品川2-30-28
【交 通】電車:京浜急行 新馬場駅 徒歩5分

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