置賜の古典桜では最も早く咲くエドヒガンです。
文政12年(1829年)、米沢藩主「上杉斉定」が領内巡視のおり立ち寄り、花を観賞した事から殿様が入った桜「殿入ザクラ」と呼ばれるようになったと伝えられています。
昭和初期の桜の季節には、地元の茶屋が店を出し、他村からも多くの人が花見に訪れ賑わいましたが、樹勢の衰えも進んでいきました。
現在は所有者の熱心な手入れにより、樹勢も良くなっていると言う事です。
桜は道路に面した入り口を入ると、丘の上で枝を大きく広げた勇壮な出で立ちで出迎えてくれます。
幹周り6.6m、根周り8.71mの巨桜。
桜の近くまで行く事ができます。
幹の内部を除くと空洞になっていました。
古峰神社の鳥居。桜を通り過ぎて上の方へ登って行くと古峰神社があります。
殿入桜の他にも沢山の桜が植えられています。
公園内に1〜2台程の駐車スペースがあるようですが入り口が狭いので注意が必要です。