日蓮宋の寺院である長光寺は寛文9年(1669年)に千葉市から現在地に移転されたと伝えられています。
境内にある桜は、樹齢約300年のしだれ桜で樹高は約15m、幹周り約5mで枝を大きく広げた様な立派な姿をしており「ウバヒガンシダレザクラ」とも呼ばれています。見応えがある桜です。
千葉県の巨樹・古木200選に選定されており、市の天然記念物に指定されています。
昭和56年8月に西側の枝が折れてしまいましたが、毎年元気に花を咲かせている様です。
樹齢300年の桜の近くにはまだ若い桜も植えられていて、これは昭和40年に節木によって植樹された二世とのこと。
一世に比べると幹も細くヒョロっとしていますが、樹高は一世と同じくらいありそうです。
長光寺から西へ50mほどの所には妙宣寺があり、そこにもしだれ桜が数本咲いています。
長光寺の駐車場が大きいので、車を置いたまま歩いて妙宣寺まで桜を見に行きました。
撮影日:2012.4.8
長光寺のしだれ桜 - DATA |
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【種 類】 | シダレザクラ - 樹齢推定300年 - 市指定天然記念物 | |
【住 所】 | 千葉県山武市埴谷1175 | |
【交 通】 | 電車 | JR八街駅下車 - ちばフラワーバス「成東行き」妙宣寺入口下車- -徒歩約10分 |
車 | 千葉東金有料道路山武成東ICから6.5km、約15分(駐車場有り) |
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