枝垂桜の里

高山村は長野県の北東部に位置する自然豊かな地域で、上信越道・須坂長野東ICから車で約25分程度の場所にあります。

村にはしだれ桜が20本以上ありその半数が樹齢200年を超え、近年枝垂桜の里として注目を集めています。

中でも「水中の枝垂桜」「黒部のエドヒガン桜」「坪井の枝垂桜」「赤和観音の枝垂桜」「中塩の枝垂桜」は高山村五大桜と呼ばれ見応えがあります。

村一番の樹齢は坪井の枝垂桜で樹齢は推定600年、幹周りは約8mもあり、林を背景にその存在感は際立つ。
最も人気があるのは水中の枝垂桜で、樹高22mの気品ある姿。開花の時期は交通規制が引かれる等、車で訪れる際は気をつけましょう。早朝5時に訪れた際にも多くのカメラマンが日の出と共にシャッターを切っていました。

桜巡りには車が便利ですが、細い道も多く先に述べた交通規制もあるので、村役場や高山村のホームページ等から桜マップを手に入れるのが良いでしょう。

桜の見頃は例年4月中旬から5月中旬頃で、里の枝垂桜に続いて、子安神社、明徳寺のしだれ桜、山田温泉の牛窪神社の延命桜、松川渓谷のオオヤマザクラと開花していきます。

桜の時期に合わせて毎年、四月下旬に「信州高山桜まつり」が開催され、「桜めぐりトレッキング」では、それぞれの桜をめぐるコースが設けられ、多くの方が参加しています。

村を流れる松川のほとりには、奥山田温泉、七味温泉、五色温泉、松川渓谷温泉、山田温泉、子安温泉、蕨温泉、YOU游ランドの8つの温泉があり、桜巡りと合わせて温泉も楽しむことができます。

北に山ノ内町、南に須坂市と名木の多い地域と隣接しており、合わせて桜巡りをするのも良いでしょう。

高山村の桜一覧