八王子市上川町にある今熊山の麓、正福寺裏の墓地にあるヤマザクラ。
根元付近から幾本かの幹に分かれ、それぞれの幹からたくさんの枝を伸ばし花を咲かせています。幹は太く、樹勢も旺盛。
境内にはミツバツツジや花桃なども植えられていて彩り豊かです。
お堂の裏の小高い山の斜面に墓地があり、その一番上に桜はあります。
背後には背の高い林があるので、緑を背にピンクの花が際立ちます。
桜の根元付近まで行く事もできますが、墓地になっているので気をつけたいです。
階段や通路はちゃんと整備されていました。
桜のある場所からは周辺の風景を見渡す事ができ、桜もまた、遠くから目にする事ができます。
2014年に訪れた際、根元から分かれた太い幹の1本が切られてました。
周辺には切り落とされた幹や枝が集められていました。
この年の2月に八王子は大雪に見舞われたので、その影響が桜にもあったかもしれませんが、詳しい事情は分かりませんでした。
正福寺は1364年(貞治3年)創建のお寺で、1705年(宝永2年)、1844年(天保15年)に火災により焼失しています。
その後、村内にある大聖山如意輪寺と合寺し正福寺となりました。
本堂向拝天井には見事な龍の天井画が描かれていますが、これは2005年(平成17年)に多摩美術大学の学生さんが描いたものと言う事です。見事!
撮影日:2014.4.16
正福寺の山桜 - DATA |
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【種 類】 | ヤマザクラ - 樹齢不明 | |
【住 所】 | 東京都八王子市上川町377 | |
【交 通】 | 電車 | JR八王子駅 - 西東京バス、「武蔵五日市駅(川口経由)」行「今熊山登山口」下車 - 徒歩5分又は「今熊」行終点下車 - 徒歩7分 |
車 | 首都圏中央連絡自動車道 八王子西ICから約6.2km - 約15分(駐車場あり) |
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