樹齢450年、幹周6.2m、根回り11mを誇る群馬県を代表する巨木で県指定天然記念物。
以前はその数値に相応した立派な桜でしたが、2013年の台風の際、太い枝があった方の幹が裂けてしまい無惨な姿に。
幹の中は空洞になっており大分朽ちていたのかもしれません。
(写真は2014年に撮影した物です。)
桜の周囲は杭で囲われております。
残った細枝に花をつけていましたが朽ちた幹はそのままの状態。
案内板によると、1552年(天文21年)の春、上杉謙信が関東に出兵した際にこの地で小休止し、上杉憲政ゆかりの日枝神社を参拝した。
この時謙信は春日山より持参した桜の鞭を逆さに挿して、もしこの桜に芽が吹けば出陣の幸先が良いものとして、謙信の希望をこめて占いをした。ところが不思議にもこの桜の木がすくすくと成長して数年ならずして花が咲き成木したと言われている。
また、この桜の花の咲き具合でその年の作柄を占ったので豊年桜ともいわれている。
桜は国道17号線沿いにある赤谷湖記念公園の広場にあります。
赤谷湖は相俣ダムで赤谷川がせき止められて作られた人造湖で、湖畔にはソメイヨシノの桜並木が広がります。
駐車場も完備されており、湖を見ながらの散策を楽しむ事ができます。
撮影日:2014.4.19
相俣のさかさザクラ - DATA |
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【種 類】 | エドヒガン - 樹齢推定450年 - 県指定天然記念物 | |
【住 所】 | 群馬県利根郡みなかみ町相俣1474 | |
【交 通】 | 車 | 関越道月夜野ICから約13.4km、20分(駐車場有り) |
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