樹齢推定100年で小さなお堂の側に寄り添うように立つ大山桜。
それほど大木ではありませんが、花色が濃く根元付近から分かれた枝を気持ちよく伸ばしている、元気の良い桜です。
周囲も開けているので写真も撮影しやすいです。
オキノ桜の由来について、現地の案内板によると。
「およそ100年前、ここに住むオキノさんが、伏見稲荷大明神から分身していただき、それを奉り、朝夕毎日拝んでいました。そして、桜の木をお宮の庭に植えました。それがオキノ桜です。
その昔、この地は、川場村から蚕稲荷で有名な針山の地へ通じる道で、とても人通りが多かったそうです。オキノさんは、ここで旅館を営んでいたそうです」
桜の近くにある用水路には1本100円の缶ジュースの無人売店。お日柄もよくのどかな風景が広がっておりました。
同じ大山桜である天王桜と比べると、まだまだ及びませんが、数百年後には立派な姿になっていることでしょう。
撮影日:2012.5.7
オキノ桜 - DATA |
||
【種 類】 | オオヤマザクラ - 樹齢推定100年 | |
【住 所】 | 群馬県利根郡片品村大字花咲 | |
【交 通】 |
車 | 関越道沼田ICから約19km、32分(駐車場約5〜6台) |
【URL】 |
|