群馬県の沼田町の石割桜、片品村のオキノ桜、天王桜を見て最後に訪れたのが仲次郎桜です。
樹齢推定100年の山桜で、天王桜よりも低い所にありますが、桜のすぐ裏は急勾配の沢があるので開花は遅い様です。樹高は天王桜よりもありそうです。
桜は県道から細い道を入った先の道路脇にありますが、他の桜に比べて人気がないらしく花見客はいませんでした。
桜のすぐ目の前にはお花見用でしょうか、木のテーブルと椅子があります。
仲次郎桜の由来について、現地の案内板によると。
昔、この地に仲次郎という獣医のような方が住んでいて、馬の病気や怪我を治したりして、地元の人は大変助かっていました。
前には小川が流れていて、陽だまりで眺めがよく、沢の奥には昔お寺があり僧侶が住んでいました。
この林道も昔から片品と沼田を結ぶ重要な道であり、仲次郎桜はこのようなことから、この地に住んだと思われます。
そして1本の桜を植えて花見をしたと言い伝えられています。
撮影日:2012.5.7
仲次郎桜 - DATA |
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【種 類】 | ヤマザクラ - 樹齢推定100年 | |
【住 所】 | 群馬県利根郡片品村大字花咲 | |
【交 通】 |
車 | 関越道沼田ICから約23km、37分(駐車場なし) |
【URL】 |
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