墓地の中に咲く墓守桜。高山村には墓守の桜が多く見受けられます。
樹齢は不明ですが、幹はまだ奇麗で花にボリュームもあり樹勢が良いです。
五大桜にも引けをとらない優雅で見応えのある桜です。
桜のすぐ横には久保田牧場があり、撮影中は牛がこちらを眺めていました。
目の前を猫が横切るのんびりとした場所です。
地名について、江戸時代以前は荒地で、「荒井原の村の先」ということで「村先」と呼ばれていました。
福島正則と息子の正利によって開墾されたと伝えられ、明治の初めに「村先」から「紫」に変わりました。”あい玉”という紫色に近い染物の原料を古くから作っていたので「紫」になったという説もあります。
紫の鎮守は近くにある神明社で、祭神は天照大御神と豊受大神です。
道路からちょっと入った少し分かり難い場所にありあます。
駐車場はないようで、見物客もいませんでした。
近くには神明社の駐車場があります。
撮影日:2011.4.30
紫のしだれ桜 - DATA |
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【種 類】 | シダレザクラ - 樹齢不明 | |
【住 所】 | 長野県上高井郡高山村紫 | |
【交 通】 | 電車 | |
車 | 上信越自動車道須坂長野東ICから10km、約15分(駐車場無し) |
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