
1742年(寛保二年)の水害の後、屋敷神であった鹿島神社を祀った際に植えられたとされ、地元では、鹿島神社境内にあるので「鹿島のシダレサクラ」とも呼ばれています。
五大桜の中でも最も人気のある桜で観光客などたくさんの人が訪れています。
樹高が22mと背が高く、すらっとした美人さんという印象
残雪の山々を背景に撮影する方が多いようで、早朝5時にも関わらず多くのカメラマンがいらっしゃいました。
朝日を浴びて明るくなっていく姿と、それを待っていたカメラマン達のシャッター音が印象に残ります。
夜になってライトアップされると、さらに表情を変えて幻想的な雰囲気に包まれます。
背景に広がる真っ暗な森の前に浮かび上がる緑がかったしだれ桜と黄色いお月様。
下からライトに照らされた桜の周りには、人も少なく、皆ちょっと離れた所から桜を堪能してました。
高山村の桜はライトアップされる物が多いので、昼と夜では全く違った表情を楽しめることができます。
非常に人気のある桜なので、通行規制もあります。
私が訪れたのは早朝で規制時間前でしたので、村の細道を通った先にある桜まで無事、車で行くことができました。
駐車場では係員の人が誘導してくれ、桜へ向かう途中、係員のおじちゃんが「三春の滝桜と比べてってよ」と笑いながら話しかけてくれました。傍らには行儀よく座っている白い犬。どうやら福島ナンバーを見て話しかけてくれたみたいです。
撮影日:2007.4.29、2011.4.30
水中のしだれ桜 - DATA |
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【種 類】 | シダレザクラ - 樹齢推定250年 - 村指定天然記念物 - 高山村五大桜 | |
【住 所】 | 長野県上高井郡高山村水中 | |
【交 通】 | 電車 | 長野電鉄長野線須坂駅下車 - バス15分 - 徒歩15分 |
車 | 上信越自動車道須坂長野東ICから7km、約20分(駐車場50台) |
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