花の色が白から次第に鹿の毛色に変化することから「大鹿桜」と名づけられたという名木。標高580mの高地に生息している桜で、別名「翁桜」
社伝によると今より約一千年前、村上天皇の勅使が参拝のとき京都から持ってきて植えたとなっているそうで、現在の桜はその子孫です。
花の中心からおしべが緑化したものがでているので、ちょうど花の中から葉が出ているように見える珍しい桜だそうです。
この辺は春の訪れが遅く、5月5日に訪れた特には、まだ雪が残っている所もありました。
磐椅神社の近くにある土津神社の方に話を伺うと「そこの桜が咲くと大鹿桜も咲くんだよ」と目の前にある小さな桜を指差して教えてくれました。
本州で最も遅く咲く桜とも言われています。
大鹿桜までは車がやっと通れるくらいの細い小道を10分程歩くことになります。
撮影日:2007.5.5・2009.5.6
磐椅神社 大鹿桜 - DATA |
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【種 類】 | サトザクラ種の小菊桜 - 樹齢不明 - 町指定天然記念物 - 会津五桜 | |
【住 所】 | 猪苗代町西峰・磐椅神社 | |
【交 通】 | 電車 | JR東北新幹線郡山駅下車 - 乗り換え - JR磐越西線猪苗代駅下車 - 車約10分 |
車 | 磐越自動車道猪苗代磐梯高原I.Cから約10分 |
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