
樹齢約500年の樹形、樹勢共に見事な群馬県を代表するエドヒガン。
昭和32年に県の天然記念物に指定されました。
見頃は沼田公園御殿桜が散る4月中旬〜下旬頃。
また発知のヒガンザクラが満開を迎える頃に、近くにある上発知のシダレザクラが開花します。
根元周囲5.85m、幹周4.65mの立派な幹は沼田市内の桜で最も太く、地上1m付近から枝を四方に広げています。
枝張りも良く樹勢も旺盛、下から見上げる桜なので枝の広がりが良く分かります。
この桜は苗代作りの頃に開花するので、「発知の苗代桜」とも呼ばれています。
桜は県道から少し入った発知地区を見渡せる高台にあり、邪魔する物も無くとても良いロケーションです。様々な角度から観る事ができて嬉しいですね。
丘の下には観音様があり、その周囲には水仙が植えられています。
この観音様は、近くにある「慶福寺」の前住職さんが第二次世界大戦に出征し、五十回忌となっても還ってこられなかったことから冥福を祈って建てられたといいます。
2013年に訪れたときは季節外れの雪、貴重な雪化粧の姿に出会うことができました。
撮影日:2013.4.21 - 2014.4.19
発地の彼岸桜 - DATA |
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【種 類】 | エドヒガン - 樹齢推定500年 - 県指定天然記念物 | |
【住 所】 | 群馬県沼田市中発知町1234 | |
【交 通】 | 電車 | JR沼田駅から迦葉山行き関越バス約30分「下沢橋」下車徒歩約5分 | 車 | 関越道沼田ICから約9.7km、15分(駐車スペース有) |
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