
安養寺はもともと聖徳太子が製作した御尊像を安置する真言宗(後に浄土真宗へ改宗)の寺院であり、800年以上の歴史を刻むお寺です。
国道158号線沿いにあるお寺で、桜の季節にはまるでそこだけ別世界のようにきれいなピンク色に包まれています。
境内には20数本しだれ桜があり、そのうち本堂正面にある2本が町の天然記念物に指定されています。樹齢は300〜500年と言われています。
とにかく境内所狭しとしだれ桜が咲き誇っているので見応えがあります。
桜に彩られる山門や鐘楼、老木から滝のように流れる花の風景は、まさに桜のお寺と呼ぶに相応しい。
また水に映る姿を楽しめるように、隣にある田んぼに水を張って下さっておリます。
その心配りに感謝しつつ、風に揺れる様を眺めていました。
撮影日:2010.4.18
安養寺のしだれ桜 - DATA |
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【種 類】 | シダレザクラ - 約20本 | |
【住 所】 | 長野県松本市波田三溝1660 安養寺 | |
【交 通】 | 電車 | 松本電鉄上高地線三溝駅から徒歩2分 |
車 | 長野道松本ICから約5km - 10分 |
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